測量士補になると何ができるのか?

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測量士補になると何ができるのか?

2021/01/25

測量士補になると何ができるのか?

 先日、令和2年度測量士と測量士補試験の合格者発表がありました。測量士の合格率が約7%、測量士補の合格率が約30%と、なかなかに厳しい試験だったようです。

 さて、測量士補になると何ができるのでしょうか。名前に「補」がついているように、測量士が作製した計画に従い、測量に従事することができる、というのがこの資格です。公共事業であれば測量士を主任技術者として、実際に測量を行うものは測量士か測量士補の資格を持っている必要があるということになります。

 また、この測量士補資格を持っていると、土地家屋調査士の試験のうち、午前の筆記試験が免除されたり、補償業務管理士という資格の専門科目の筆記試験が免除されたりしますので、これらの資格を取る前段階として測量士補の資格を取る方もおられます。

 土地家屋調査士業界もそうですが、測量士業界も高齢化が進んでいるように思います。受験資格も特に無いですし、若い方にも是非この業界に飛び込んでいただきたいです。