建物の種類にはどんなものがあるの?

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建物の種類にはどんなものがあるの?

2020/02/15

建物の種類にはどんなものがあるの?

 前々回の記事で土地の地目のことを書きましたので、今回は建物の種類について書いていこうと思います。

 登記記録に記載される、建物の利用形態の区分を示す「種類」ですが、どんな種類があるのでしょうか。土地では一つの土地に一つ、不動産登記法で定められた23地目の中のどれかを当てはめることになりますが、建物の種類については不動産登記規則等に列挙されるものはあるものの、それ以外の建物の種類を適用することが可能であり、一つの建物に複数の種類を登記することもできます。建物の種類の中でも特に多く見られるものについて説明すると、

 

・居宅:専ら居住の用に供され、一戸建てのもの。

・店舗:商品を陳列して販売したり、飲食物を調理して提供するお店等。

・共同住宅:アパート、マンション、コーポ等。

 

この他、事務所、倉庫、車庫、病院、集会所、野球場等々たくさん列挙されています。

 特殊な建物の種類として、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンの建物の種類がスプラッシュマウンテンになっていたり、法隆寺の本堂の建物の種類が金堂になっていたりするようです。

 この建物の種類についても現況種類と登記種類が合致していることが好ましい(こちらも怠ると過料が処されるという罰則もあります)のですが、これを合致させるため建物表題部変更登記を行うのも我々土地家屋調査士の業務です。昔お店をしてたけど、お店をやめて居住空間にリフォームしたような場合、建物表題部変更登記が必要になることが考えられます。姫路の土地家屋調査士、長澤隆生登記測量事務所にお気軽にご相談下さい。