「区分建物」ってどんな建物?
2020/10/18
「区分建物」ってどんな建物?
「区分建物」って聞いたことがあるでしょうか。これは、マンションのように一つの建物の一部分を独立して所有することのできる建物のことをいいます。廊下やエントランスはマンション住民の「共有部分」として、居住者が住む部屋を「専有部分」として取得する形となります。一方、普通の戸建ての家などは、「普通建物」といいます。
少しややことくなりますが、二世帯住宅で1階と2階が完全に区分されており、各階に所有権設定したい場合は戸建てであっても「区分建物」として扱うことができますし、マンションであっても、賃貸を目的とし、各部屋の所有権を取得できない場合は「普通建物」と取り扱うことになります。また、棟割長屋のように平家建でも各部屋が区分されており、区分所有を目的としていれば「区分建物」として取り扱うことができます。
元々「普通建物」として登記されている建物を、区分所有を目的として壁等で区切り、それぞれに玄関等利用上の独立ができるよう改築した場合、後から「区分建物」に変更することもできますし、逆もできますのでわからないことがあればお気軽にお問い合わせ下さい。
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長澤隆生登記測量事務所
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