行政書士になるための試験とは
2021/03/29
行政書士になるための試験とは
開発等を行っていることもあり、さらなる業務拡大のため、行政書士試験にもチャレンジしていきたいと考えています。そこで、行政書士になるための試験とはどんなものか紹介してみたいと思います。
例年願書の配布・出願が8月頃にあり、11月の第2日曜日に本試験が行われています。試験時間は午後1時から午後4時までの3時間で、試験科目は法令等5科目(憲法、民法、行政法、商法、基礎法学)+行政書士の業務に関する一般知識について問われ、大半がマークシート式の択一式ですが、一部記述式の出問と合わせて計60問が出題されます。合格基準は法令等について5割以上、一般知識4割以上正解していて、且つ全体の6割以上正解であることが必要となります。合格率は近年では10~15%くらいで推移しているようです。
特徴としては、社会情勢や歴史等、あるいは文章の並び替え等が出題される一般知識に関する出題と、例年行政法から1問、民法から2問、40字程度で記述して解答する出題でしょうか。現在の社会情勢等にも網を張っておく必要があり、また記述式に備えて法令はを正しく理解しておく必要があります。
出題範囲も広く、大変な試験ではありますが、行政書士の取り扱う分野は広く、自分の得意な分野に特化して開業することもできる資格ではありますのでやりがいがあるのではないでしょうか。
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