土地家屋調査士の資格をとるには3

お問い合わせはこちら

ブログ

土地家屋調査士の資格をとるには3

2020/05/01

土地家屋調査士の資格をとるには3

 次に午後の部、記述式試験のうち、建物図面作成について。午後の部択一式を解き終えて、問題順で次に来るのが土地図面作成ですが、土地図面作成は計算も多く時間がかかることか想定されるので、先に比較的時間のかからない建物図面作成をしっかりと解く方がいいと思います。

 土地図面作成についても共通ですが、作図道具はしっかり揃えましょう。お勧めは1/250,1/500の目盛の付いた三角定規と製図用コンパス。三角スケールは数字を読み取るにはいいですが、線を引くには不向きなうえ直角もとりにくいので、試験の製図には使わない方がいいと思います。製図用コンパスは各階平面図を書く際に、1階形状を2階部分にコピーするのに便利です。作図は素早く出来るに越したことはないので準備しておきましょう。具体的な作図方法については本屋にあるような問題集には載ってないので、教材を取り寄せたりして実践してみるしかないのかなと思います。私はユーキャンのテキストを用いましたが、一番役に立ったのが作図方法と電卓使用法について書かれたテキストでした。

 書式・図面作成をセットで数多く問題にあたり、30~40分で終えられるようにしていき、択一と合わせて土地図面作成に70分以上残せるようになると後が大分楽になってきます。記述式試験の勉強をするときは、一つのものに偏らず、普通建物・区分建物・土地を満遍なくこなしていく方が飽きず、慣れすぎずいいと感じました。

 ちなみに私の場合は、前年の試験が区分建物図面作成だったので、普通建物図面作成にヤマを張って勉強しました。